推奨できる英語の本
・・・・・・・・・・下の方まで充分にスクロールしてご覧ください。私の学説に近い文法書
で英語を学習したい人のためにオススメ本です。(高校生から読めます)
☆★★最もオススメできる参考書(時制と仮定法など全般的な説明がかなり近い。⇒ ★★★ かなりオススメ!)
T.D.Minton著/安武内ひろし訳
『ここがおかしい日本人の英文法』1999.10.25、研究社 ⇒これは名著だと思います!⇒
ネイティブスピーカーの提案する本論に酷似する文法体系。絶対買ってください。★★★ かなりオススメ!
大西泰斗・ポールマクベイ共著
『いつのまにか身につくイメージ英語革命』1998,講談社 ⇒売れてます!⇒
現行の文法書のなかでは、完成度も高く★★★ かなりオススメ!なのだが完了相の説明で私とは少し意見がずれています。大西泰斗・ポールマクベイ共著
『ネイティブスピーカーの英文法』研究社,1995.鬼塚幹彦
『鬼塚の英語マニュアル』代々木ライブラリー,1994. ⇒ ★★★ かなりオススメ!完成度は高い。小倉 弘
『受験英語禁止令』研究社,1998.
※残念ながら助動詞の説明が私の論に近い一般の学参は、見あたりません。
学術書としては、
澤田治美『視点と主観性―日英語助動詞の分析―』ひつじ書房,1993.が、助動詞に関しては同じ視点です。
中川信雄『英文法がわからない!?』研究社,1996.
⇒中身はいまひとつ一貫性がなく注意が必要なのですが、売れてます!⇒ 一般の学校文法よりは進んでいる文法書だとは思う。しかしながら、完了時制を認めてしまう点には説の一貫性が感じられず、過渡的であり、本論の観点からみれば、まだまだ完成した文法とはいえないのではないかという気がする。コピー(宣伝)がうまいので、この本だけで全てをわかった気にならないようにしたいが、詳しくは、同書を購入し拙論の見解と比較見当して頂きたい。
(私の学説とは見解が多少異なる図書というだけであり、学習上、効果がないとか、特別に誹謗中傷するものではありません。)
学術書
でしっかり研究したい人へのオススメ図書●英語学書
現在、時制についての論著はほとんど皆無に等しく、本論でも引用させて頂いている細江博士の『動詞時制の研究』『動詞叙法の研究』が唯一、本質をついた書であろうと思います。いまでは古書としてしか手に入りません(復刻版が篠崎書林から出ているらしいが、誤植だらけらしい。)が、西早稲田の五十嵐書店(03-3202-8201)ではいまだによく売れている古書であるとか(本の状態もよく、神田神保町の半額だったのがうれしい)。ただし、細江博士は助動詞の構文の考え方がいまひとつで、時枝誠記の『日本文法』にみる主観法と客観法という考え方(前者を辭の表現、後者を詞の表現という。)がなかったため、『想像(推測)叙述』(未来時制)を認め、直説法過去と同じカテゴリに分類してしまうというような誤りを犯していました。こうした不具合を補うために、時枝誠記(日本語学)や澤田治美(英語学)をあわせて論じる必要があると思います。また、現代英語の現象だけをみて判断することは極めて危険です。温故知新とは申しますが、どういう遍歴と過程がどこへ向かうのかを考えることで、より全貌がはっきりしてくるのです。すなわち、論の根拠を明確に求めるためには英語史の観点も必要になってきます。英語の文法はいつ、どういう目的でどんな人が文法学として発案したのか。現代の学者は先人の例に習ってばかりですが、最初にはじめる人には先人の例や文献などもない時期であるから、それぞれに個性のある文法理論が許されていたはずで、本来、学問というものはそうあるべきではないでしょうか?もっと自由に研究し創造してもよいはずなのです。
@時制と法の研究
⇒ ★★★★★ オススメ! 五十嵐書店(古書):03-3202-8201細江逸記
『動詞時制の研究』泰文堂,昭和7年.(言語学(日本語学、英語学)の古書店でお求めください)⇒売れてます!細江逸記
『動詞叙法の研究』泰文堂,昭和8年.(言語学(日本語学、英語学)の古書店でお求めください)⇒売れてます!⇒
上の2冊はSETで読まないと誤解しやすく、片方だけを読んだだけでは、きちんとした本質が見えてこないでしょう。宮内秀雄,英文法シリーズ第13巻
『法・助動詞』研究社.昭和30年.(言語学(英語学)の古書店でお求めください)
A助動詞の研究
⇒ ★★★★★ オススメ!澤田治美
『視点と主観性―日英語助動詞の分析―』ひつじ書房,1993.⇒
助動詞に関しては全く同じ視点ですが、時制論が既存のままである。時枝誠記
『国語国文学大系 現代の国語学』1956. (言語学(日本語学、英語学)の古書店でお求めください)⇒売れてます!時枝誠記
『日本文法 口語篇』岩波全書,1950. (言語学(日本語学、英語学)の古書店でお求めください)⇒売れてます!
B現代の英語学
中尾俊夫・児馬 修 編著
『歴史的にさぐる現代の英文法』大修館,1990. ⇒ ★★★★★ オススメ!松浪 有 編
『英語学コース [2] 英文法』秋元実治、成田圭市、松浪 有、村田勇三郎 共著,大修館書店,1988. ⇒ ★★★ オススメ!今井邦彦/中島平三/外池滋生/福地 肇/足立公也 共著
『一歩進んだ英文法(第6版)』大修館書店,1996,初版1989. ⇒ ★★★ オススメ!<参考>
Sidney Greenbaum ,Randolph Quirk
『現代英語文法大学編・新版』池上嘉彦・米山三明・西村義樹・松本曜・友澤宏隆 訳,紀伊國屋書店,1995.
C英語史(文法学の起源)
渡部昇一,PHP新書
『英文法を撫でる』PHP研究所,1996. ⇒ ★★★★ オススメ!Henry Bradley著 寺澤芳雄訳
『英語発達小史』岩波文庫,1982. ⇒ ★★★★ オススメ!
D英語文法史
中尾俊夫・児馬 修 編著
『歴史的にさぐる現代の英文法』大修館,1990. ⇒ ★★★★★ オススメ!
E参考として
池上嘉彦
『「する」と「なる」の言語学』大修館
本論で実際に引証した英語学書
X. 引証資料リスト
Raymond Murphy. English Grammar in Use Second Edition.Cambridge University Press.1994.
江川泰一郎『改訂三版英文法解説』金子書房,1991.
渡部昇一,PHP新書『英文法を撫でる』PHP研究所,1996.
松浪 有 編『英語学コース [2] 英文法』秋元実治、成田圭市、松浪 有、村田勇三郎 共著,大修館書店,1988.
細江逸記『動詞叙法の研究』泰文堂,昭和8年.
細江逸記『動詞時制の研究』泰文堂,昭和7年.
細江逸記
『精説英文法汎論・改訂新版』(篠崎書林、1966)
宮内秀雄,英文法シリーズ第13巻 『法・助動詞』研究社, 昭和30年
池上嘉彦『「する」と「なる」の言語学』大修館
中川信雄『英文法がわからない!?』研究社,1996.
Sidney Greenbaum ,Randolph Quirk『現代英語文法大学編・新版』池上嘉彦・米山三明・西村義樹・松本曜・友澤宏隆 訳,紀伊國屋書店,1995.
今井邦彦/中島平三/外池滋生/福地 肇/足立公也著『一歩進んだ英文法(第6版)』
大修館書店,1996,初版1989.
中尾俊夫・児馬 修 編著『歴史的にさぐる現代の英文法』大修館,1990.
時枝誠記『国語国文学大系 現代の国語学』1956.
時枝誠記『日本文法 口語篇』岩波全書,1950.
Henry Bradley著 寺澤芳雄訳『英語発達小史』岩波文庫,1982.
Valerie Adams, AN INTRODUCTION TO MODERN ENGLISH WORD-FORMATION,第7版,LONGMAN,1997,初版1973.
『ロングマン応用言語学用語辞典』1988.
鬼塚幹彦『鬼塚の英語マニュアル』代々木ライブラリー,1994.
小倉 弘『受験英語禁止令』研究社
,1998.
澤田治美『視点と主観性―日英語助動詞の分析―』ひつじ書房
,1993.----------------------------------------------------------------
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